画像、音声特徴量を数百kps程度の情報量で抽出し、インターネットで伝送することで、遠隔比較監視を実現します
- 画像、音声特徴量を数百kps程度の情報量で抽出し、インターネットで伝送することで、遠隔比較監視を実現します。視聴者にとって不愉快な品質障害を、確実にリアルタイムで拾い上げます。
- SDI(1080i, 720p, 480i), アナログ(コンポーネント, コンポジット)の全フォーマットをサポートします。
- エンベデッドオーディオ及びアナログオーディオをサポートします。
- 光点滅映像検出、一重刺激(フリーズ、ブラックアウト、ミュート)も同一ユニットでサポートします。
- 別ラックに収容されているSDIデジタル機器とアナログSTB比較監視をLAN経由で実現できます。
- 筐体は、4RU(格納ユニット数:12), 2RU(同:5), 1RU(同:1)を取り揃え、フレキシブルな構成を実現できます。
QuMax Remoteの監視メニュー
一重刺激
- 映像フリーズ
- 映像ブラックアウト
- 映像同期信号断
- 音声ミュート
- 音声同期信号断
重障害を検出します。
IP経由の遠隔比較監視
- SDI vs アナログSTB比較
- IPネットワークによる遠隔監視
- ITU J.144準拠の品質監視
時間揺らぎの多いアナログSTBからでも、信号の特徴量をクリーンに抽出し、相対比較することで、品質劣化を検出します。
IPネットワーク経由で特徴量を比較サーバに送り、「遠隔監視」することも可能です。
光点滅映像検知
- 光点滅
- 赤点滅
- 場面転換、反転
- 規則パターン
日本放送協会と日本民間放送連盟が策定したガイドライン「アニメーション等の映像手法について」(2006年4月1日一部改訂)に準拠
障害検出の分析
- 1080i / 720p / 480i vs アナログコンポーネント
- 動きカクリ、フレームロス、瞬断検出
- フリーズ、ブラックアウト、ミュート検出
- コンテンツミスマッチ, マクロブロックエラー, 圧縮劣化
サイマル放送を行っている異なった映像フォーマット、画角や音声モードの系統間で比較検知をします。画像・音声障害を統計分析, 波形分析, クリップ録画することにより、原因特定が容易となります。
IRD・STB間 IP再送信の画質比較の例
QuMax Remoteのシステム構築例
QuMax(映像・音声入力ユニット) |
QuMaxには、ビデオとオーディオ信号がベースバンドで入力され、それらの特徴量がVideo DNA (VDNA)として抽出されます。 QuMax本体は、一重刺激(N.R.)のエラー検知を行うと共に、VDNA情報を、DBLS Serverに送信します。 |
DBLS Server(比較サーバ) |
DBLS Serverは、IRD側とSTB側のQuMaxから送られてきたVDNA情報から、二重刺激(R.R.)のエラー検知を行います。 検知されたエラーの情報は、SNMP Trapにより、外部システムに通知されます。 |
Configuration Console(システム制御サーバ) |
QuMaxとDBLS Serverの設定を行います。 Configuration Consoleはまた、QuMaxとDBLS Serverの動作を監視しており、異常時には、 SNMP Trapにより、外部システムに通知します。 |
QuMax Remoteのデモ例
QuMax Remote による監視結果の例 (100番組を1ヶ月監視)
QuMax Remote 導入効果
QuMax Remoteの導入により障害修復の効率が向上し、1ヶ月間で、アラーム数は半減している