12G-SDIの映像・音声を比較し、ITU-T J.144国際標準方式をベースに、高信頼性の品質監視を行います
PROBE12Gは、入力された2本の12G-SDI信号(3840×2160P Y/Pb/Pr 4:2:2 10bit)を1枚のボードで比較監視します。1.5G-SDI、3G-SDI及び12G-SDIに対応し、放送局や配信サービスにおける映像監視に必要とされる品質監視機能を、PROBE12Gが実装されたQuMax 1台でカバーします。
これまでお使いいただいていたPROBE300D、PROBE300Sとの混在も可能であり、任意の監視構成を構築して頂けます。HDと4Kのサイマル送出を行う企業様に、監視コスト軽減の切り札としてお勧めいたします。
特長
- 1枚のボードで2本の入力信号を比較
例:基準信号(NET)と評価信号(Air受) - 1.5G-SDI、3G-SDI及び12G-SDI に対応
- 4Uシャシの12スロットに、任意のユニットを実装可能
(従来のPROBE300D、PROBE300Sとの混在も可能) - 国際標準方式 ITU J.144をベースに映像品質を測定監視
- SNMP制御に対応し、Trapによりアラームを通知
製品仕様
項目 | 仕様 | |
入力信号 | 2系統(スルーアウト付き) 基準画像入力(SDI1-IN) 評価画像入力(SDI2-IN) |
12G-SDI, 3G-SDI, 1.5G-SDI SMPTE ST2082-1準拠 SMPTE ST2082-10準拠(データ配列) ・ANC:sub image1 に相当するデータのみ処理 対応フォーマット 3840×2160P Y/Pb/Pr 4:2:2 10bit 59.94Hz/50Hz |
出力信号 | 1系統 モニター出力(SDI-OUT) |
1.5G-SDI (SMPTE292M) (基準画像・評価画像・差分画像の切替可能) 対応フォーマット 1920×1080i Y/Pb/Pr 4:2:2 10bit 59.94Hz/50Hz |
機能 | 測定監視機能 |
・PSNR(Y/Pb/Pr)測定監視(閾値任意設定) ・ITU-T J.144をベースに映像品質測定監視(閾値任意設定) ・ブロックエラー ・入力フォーマット、無入力 ・フリーズ、ブラックアウト ・映像ミスマッチ ・ストライプエラー ・音声ミスマッチ、リップシンク ・Ch別ミュート ・異常音、音声ノイズ |
基準信号と評価信号の 同期機能 |
遅延補償時間 ・-10フレーム~1800フレーム(30秒遅延) 同期方式 ・自動同期 ・固定同期 ・準自動同期 ・タイムコード同期 |